新型コロナウイルスの感染リスクが高い動物は?

米ニューヨーク市のブロンクス動物園は、「ナディア」という名前のマレートラが新型コロナウイルスに感染していることを発表した。飼育係の1人が無症状感染者であり、この飼育係から動物に感染したと見られている。

 

 

動物園によると、ナディアは咳と食欲不振の症状が出たため、検査を受けさせたところ陽性反応が出た。同じ展示エリアにいるマレートラ1頭、アムールトラ2頭、アフリカライオン3頭が、同じ症状を示している。園内にいる他のライオン、トラ、アムールヒョウ、ユキヒョウ、ウンピョウ、チーター、ピューマは今のところ大丈夫みたい。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)が大型ネコ科動物にどのような影響を及ぼすかは不明だ。動物園側によれば、感染したトラは咳と食欲減退を除けば元気な様子で、飼育係にも反応している、症状は回復が見込めるとしている。

 

では、感染リスクが高い動物とは?

1.ネコ科動物

 

中国の研究によると、濃厚接触により人から猫に感染したり、また猫同士で感染したりすることも示したが、猫から人に新型コロナウィルス(COVID-19)が伝染するという証拠は一切ないので、ペットを捨てるのは禁物‼

また、現在の事例をみると、ネコ科動物は感染しやすいが、重症にならないことが分かった。

2.フェレット

 

フェレットは生物学的研究に使われる実験用の動物であり、複数の研究により、フェレットは新型コロナウィルス(COVID-19)に感染しやすいことが示されている。その他のイタチ科動物も感染しやすいという推測もあるが、良いことは感染後のフェレットも重症化になりにくい。

 

 

 

3. センザンコウ

 

イギリスの科学雑誌「Nature」に「センザンコウが、新型コロナウイルスと類似のコロナウイルスを保有していることが判明」と3月26日に発表された。研究者らは、野生動物の取引は自然界にあるウイルスを人間に感染させるリスクを高めるとして、市場での販売を厳重に禁止すべきだとしている。

 

 

4.サル目

 

中国で「新型コロナウイルスに感染していったん抗体ができると、その後同じウイルスに再感染しないこと」をアカゲザル数匹を使って実験した。サル目も新型コロナウィルス(COVID-19)に感染しやすいことが分かった。

 

現在、大型類人猿の感染に関する研究はないが、生物学の常識によると、非常に人間に類似している大型類人猿では新型コロナウィルス(COVID-19)に最も感染しやすいのではないかと考えられる。大型類人猿(チンパンジー、ゴリラ、オランウータン)を飼育する動物園は特に注意すべきである。

 

 

 

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